街づくり通信コアNo.139 より 女性リーダーに聞く 防災のお話

地域での自主防災隊の副隊長を務めている山垣さんからお話を聞いた。阪神淡路大震災時に自宅で被災し、下水道が壊れ、トイレが流せず、みじめな思いをしたこと、水運びには丈夫なキャリーが必要だったとのこと。

町田に戻られて、自主防災隊の役員になったことがきっかけで、地域の自主防災会班長研修会でご自身の経験を話すこともされている。

スリッパを部屋に置いておけば、ガラスが割れたときも安心して歩ける。コインケースに100円玉など詰めておけばコインランドリーを使うときに便利。今は食料のローリングストックをすすめる。

防災訓練では炊飯器を使い、様々な食材を袋ごと水から茹でてみる実験。バールを使いこなす訓練や家から人を運び出す訓練も行っている。

男女にこだわらず、近所付き合いをすることが大事とのこと。このような日頃の活動をしている女性はいざというときも、リーダーシップを発揮してくれることと大変心強く思った。